www.flickr.com
最近のコラム

カテゴリー検索

マンスリー検索

最近のコメント

フレンドシップ


スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


▲TOP
文化遺産
報告が遅くなりました。いまさらですが、ビートルズのリマスター、聴きました。

アナログオリジナル盤の深くて分厚い音には全然かなわないでしょうけどねー!へへん!

・・・と自分に言い聞かせ、手を出さないようにしていたのですが、MONO BOXを買った友人から「かなり頑張った音だと思うよ」との高評価を聴き、むくむくと興味が。MONO BOXは限定版で、すでに入手不可能だと思っていたのですが、Amazon UKで在庫を発見。しかも国内版より1万円以上安い。うむむむむ。ヤフオクを見るとなかなかのプレミアム価格になっているようだし、とりあえず入手しておこうか・・・ポチッ( ̄▽ ̄;)

どういうわけかすぐに発送されず、えらく時間がかかりましたが、すっかり世間のビートルズ熱も冷めて、注文したことも忘れかけていた頃に、ようやく手元にやってきました。

半年ほど前に中古購入したDENON DCD-1700で早速試聴。おー、評判通りのクリアな音。エンジニアの方がアナログ音源と比べながら作業をしたというだけあって、オリジナルの雰囲気をよく再現しています。想像していたよりもずっといい音です。世間の評判にも納得。

でも・・・やっぱり何か物足りないような。DENON DL-102でアナ→デジ化した音と比べてみると、音が平たいというか立体感が薄いというか。臨場感、ライヴ感、グルーヴ、そういうものがノイズと一緒に削られてしまっているような気がする。これがいまのデジタル技術、CD製作の限界なのかなー。

*   *   *

しかし考えれば考えるほど変な話だ。最高級の機械でマスターテープから落とし、一流のエンジニアがリマスターした音。それが数万円の機械でレコードから落とし、そのままデジタル化した音より薄っぺらになってしまうなんて・・・・。エンジニアの腕が悪い? 好みの違い? いやいやそうじゃない。何か理由があるはずだ・・・。

そこではたと気がついた。マスターテープ・・・って、40年以上前の磁気テープだよね。どんなに丁寧に管理されていたとしても、かなり切ない状態になっているのでは? 現代の最高技術を駆使して、聴くに堪えなくなったヒスノイズを消し、ぼやけてしまった輪郭を補正し、かぎりなくアナログ盤の音に近づけたのが今回のCDだとしたら・・・。納得である。まさしくそういう音だ。

そう考えると、友人の言った「頑張った音」というのは、実に的を射ていると思う。ビートルズが大好きな人たちが、ビートルズの音楽をできるかぎりいい音で残そうと作ったCD。だとしたら、それはリマスターというより音という文化遺産のレストア、復元であり、アナログ盤と比べること自体ナンセンスで酷なことだ。

*   *   *

このCDがアナログ盤よりいい音だったら、アナログ盤の方を処分しようかと思っていたのだけど、残念ながらそういうわけにはいかなかった。でもまあ、プレミアム商品だし、資産価値はあるよね。・・・なんて思っていたら、MONO BOX再発売のニュースが。当然ヤフオクの相場は急落。あいたたたた。

そんなわけで、僕の手元にまたひとつ、資産価値のない文化遺産が増えてしまったのでした。ははは。

 

▲TOP
この記事に対するコメント
▲TOP

この記事に対するコメントの投稿










※コメント中に「http://」の文字があると投稿できません。
 URLご紹介の際は先頭の「h」など一部を省略願います。


※パスワードを入れると後でコメントを編集することができます。



▲TOP

この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://snappi.blog8.fc2.com/tb.php/697-c89c46f9
※トラックバックの際には、本文中にこの記事へのリンクが必要です。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
▲TOP
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。