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算数
年に4回ほど、とある小学生向け科学冊子のプレゼントクイズを作る仕事をしています。毎回切り口を変えなくてはいけない上に、冊子の特集記事に関連した内容という縛り付き。たくさん応募してもらえるようできるだけ簡単な問題。でもひねりがないとつまらない。なかなか大変な仕事です。

自分が文系人間なので言葉や漢字を扱った問題が多くなりがちですが、たまには理系の問題もと思い、先日こんなのを出してみました。

Q.1000ml、500ml、350mlの3つの容器がある。
  これらを使って1800mlの水を測る方法は?


表現はもうちょっと子ども向きにしてますが。理系の人は考えるまでもなくすぐにわかるでしょう。算数苦手な人も足したり引いたりいじくってるうちに答えが出ると思います。科学好きの子どもたちには簡単すぎてつまらなかったかな?と思っていたのですが・・・

後日、

「応募が少なかったので、次回はもっと簡単な問題にしてください」

と言われてしまいました。

*   *   *

答えは「1000mlで2回、500mlで1回入れて、350mlで2回すくい出す」。1000+1000+500?350?350は?と聞かれれば、足し算引き算を習った人ならたいてい答えられると思います。でも逆だとできない。算数が苦手というのは、実は数字とか計算が苦手なのではなく「試行錯誤」が苦手なんですね。答えが見つかるまで考え抜くことができない。たぶんあきらめるのが早いんだと思います。

この問題をあきらめてしまった子どもたち、僕はとても心配です。将来何か壁につきあたったときに、それを乗り越えることができるんだろうかと。「乗り越えるの無理だし、行き先変えるしかないか」を繰り返すうちに行き先を失ってしまう人がとても多いのです。

算数は思考力、問題解決能力、人生を行く抜くための重要な力を身につけるためにとても効果の高い教科です。苦手な人にこそむしろ必要なんです。小学校の先生が、親御さんが、文科省がそこをわかってくださると、日本の未来は大きく変わると思うんですけどねぇ。

そんなことを言いながら、次の問題は超簡単にしてしまった気弱な自分・・・。でも何ヶ月か先には、子どもたちがちゃんと答えてくれる算数問題を用意して投げかけてみたいと思います!

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