今回の朝ドラの舞台は、我が故郷の岐阜県東濃地方(設定は東美濃市)。 脚本は高校の先輩の北川悦吏子さん(年が離れてるので全く交流はなし)。 ということで「半分、青い」、心して拝見しております。 朝から懐かしい風景やら方言やらが飛び交い実に楽しい。
でも、方言の微妙な言い回しやアクセントが気になって仕方がない。 小学校の自由研究のテーマに「御嵩弁」を選んだほどの方言好きなので、 誰かが喋るたびに、正しい言い方に直したくなってしまう。 おかげでぜんぜんストーリーに集中できない。 関西や東北の方は、いつもこんなふうに見てるのか…大変だ。
でも回を追うごとに、皆さん東濃弁が上手になってきた。 微妙なアクセントやイントネーションがネイティブっぽくなってきた。 ロケ後に飲みに行ったりして、地元の人と交流してるのかな? まだ気になることも多いけど、いい東濃弁が出るとそれだけで嬉しくなります。
一つ気になっているのは、時々出てくる「あほ」という言葉。 僕が子供の頃は「たわけ」もしくは「とろい」「とろくさい」だった。 何かやらかして怒られる時は「たぁーけ!」。 友達に馬鹿にされる時は「とぉ〜ろ!」「とろくさ!」。 漫才ブーム以降には「あほ」も使われていたかもしれないけど…。
「たぁけ」「とろぉ」「とろくさぁ」って、北川さんも言っとったやら? 代表的な東濃弁やと思うで、ぜひ全国の人に紹介したって。

|