一昨日、帰宅してオリンピックを見ようとテレビをつけたら、 画面の上の方に、大杉漣さんの訃報が流れた。
「大杉漣さん?」
わけがわからなかった。 病気だとか、調子が良くないとか、一切聞いていなかったし、 何しろドラマやバラエティでしょっちゅう見ていたから。 そしてこんなにもショックを受けている自分に驚いた。
たまたまその前日だったか、 録り溜めたままになっていた「バイプレーヤーズ」の第1話を 半分ぐらい観たところで用ができて停めたままになっていた。
複雑な気持ちで続きを見た。 ロケ先の島に漣さんのクルーザーで向かった出演者5人が 行き先を間違えて、無人島でサバイバルをしていた。 撮影現場では一向に連絡がとれない5人に代役を立てることになっていた。
漣さんの代役には小日向文世さんが選ばれた。 小日向さんがクランクインの挨拶で、 「いい供養になるように頑張ります。すみません、冗談です。 あの人達がそんな簡単に死ぬわけがない!彼らは絶対に帰ってくる!」 と言ったときにはなんとも言えない気持ちになった。
漣さんと共演したことのある俳優さんたちはもちろん、 今、日本中の映画・ドラマファンが、そんな気持ちだと思う。
当日、第3話が放送され、残すはあと2話。 撮影は途中だが、代役は立てずに完成させる方向だという。 残された4人と代役役の人たちはどんな芝居をするんだろう。 僕にとっては残りの4話、心して観せていただこうと思う。
大杉漣さん、素敵な作品をたくさんありがとうございました。 ご冥福をお祈りいたします。
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Nori --
Snappiさん、おはようございます。 当直明けで、「ぼ〜っと」しながらも読ませていただきました。 自分も、BSフジでやってた『大杉漣の漣ぽっ』結構好きでした。 美味しいものがあったら必ずスタッフの人にも味見させる そんな大杉さんが好きでしたねぇ。残念です・・・
snappi --
本当に残念です…。>Noriさん BSフジの番組は観てませんでした。そんな番組もやっていたんですね。 音楽にも詳しいようですし、何でもできる人なんですね。 ドラマ「バイプレーヤー」は3話まで進みました。 また泣かされました。
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