D5000を使い始めて5年以上が経った。 シャッター回数はまだ3万を超えたところ。 まだまだ大丈夫だけど、最近のモデルと比べるといろいろと見劣りする。
ISO感度の上限が低い(ISO3200)
実際にはISO640あたりが限界。 800を超えると粒子が荒れて使い物にならない。 暗い場所で撮る機会は少ないものの、やはり心許ない。 最新モデルのD5600はISO25600。 ISO1600でもそれなりの画質で撮れるのが羨ましい。
モニターが小さくて解像度が低い(2.7型/23万ドット)
使い始めた頃から見づらいと思っていたが、 最近目が悪くなってますます小さく感じるようになった。 D5600は3.2型で18%も大きい。 解像度は104万ドットで4倍以上。 撮った写真の確認しやすさが全然違う。
ファインダー倍率が低い(0.78倍)
これも使い始めた頃から見づらかったので、 レンズ付きのアイカップ(Panasonic VYC0973)を付けていた。 D5600は0.82倍。 わずか5%の違いだが、覗いてみて違いにびっくり。 これならレンズ付きのアイカップじゃなくても大丈夫そうだ。
ローパスフィルターレスじゃない
当時もローパスフィルターレスが良かったけど、 このクラスではローパスフィルター付きしかなかった。 たぶんセンサーの性能がよくなったのだろう。 今ではローパスフィルターレスがあたりまえになった。 D5000よりも写りがシャープになっているはず。
要は時代の流れである。 仕事でも使っているので、そろそろ買い替えを考えなくてはと、 後継機の最新モデルD5600や一つ前のD5500をチェックし始める。 (改造レンズを使うため、ニコンFマウントは必須である。)
でもよく考えてみると、最近はバリアングルをほとんど使っていない。 じゃ、D3400でいいんじゃないの?とスペックを確認してみる。 バリアングルとオートフォーカスとWi-Fi以外は大差がない。 ファインダー倍率は0.85倍とさらに見やすくなっている。
でもD3400にはなぜかイメージセンサークリーニング機能がない。 一つ前のD3300にはちゃんとある。えー!?なんで?
ということで、今度はD3300のスペックを確認する。 ISO感度が12800しまでしかないが、僕には十分だ。 SnapBridgeやBluetoothも特に必要ない。 もしかしたらこれでいいんじゃないの?
ということで結局、最安モデルで型落ちのD3300に落ち着いたのだった。
 ↑D5000+Flektogon 35mmで撮ったD3300
 ↑D3300+Flektogon 35mmで撮ったD5000
D3400ほどではないが、D5000より劇的に小さく、軽くなった。 小さすぎて構えづらいが、散歩カメラや取材にはありがたい。 (今頃こんな比較写真を載せて誰かの役に立つとも思えないが、 そこはOld Friendsということでご容赦のほど。)
少し春らしくなってきたし、仕事も落ち着いてきたし、 久しぶりに散歩カメラにでも出かけようかな!

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