日本代表の決定力不足はいまに始まったことじゃない。 僕はいままでずっと、問題は日本人のメンタルにあると思っていた。 でも昨日のシンガポール戦を見て、初めてそうじゃないと知った。 シュートコースをコントロールする技術の問題なんだと。
監督も選手もアナウンサーも解説もやたらキーパーを褒めていた。 でもキーパーが川島選手でも、きっと止めてたんじゃないだろうか。 W杯に出るキーパーだったらほとんど止めてたんじゃないだろうか。 だって、ほとんどのシュートがキーパーの手の届く範囲なんだから。
ゴールポストの内側1m以内にコントロールできるかどうか。 その確立を限りなく高めることが決定力なのかなと思った。
* * * ということは、ゴールの中央に打つシュートは、すべてミスシュート。 それがたまたま得点になったとしても、キーパーのミスだと考えるべきだ。 そんな前提で選手を育てた方がいいのかもしれない。
たとえばこんなふうにゴールの真ん中をふさいで練習するとか。

ゴールの中央に設置する、直径4.5mぐらいのゴールシャッター。 各チームにお一ついかがでしょう。

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