部屋の片付けをしていた古いカセットテープが出てきた。 学生時代に軽音楽部の後輩が作ってくれたものだ。 当時まだイギリスの音楽といえばビートルズしか知らなかった僕に 「まずはこのあたりを」と勧めてくれたブリティッシュビート入門編。 題して『British Beat 決定盤 ! !』。
<A面> (I CAN'T GET NO) SATISFACTION/THE ROLLING STONES SUBSTITUTE/THE WHO YOU REALLY GOT ME/THE KINKS TELL HER NO/THE ZOMBIES WHAT'CHA GONNA DO ABOUT IT/SMALL FACES GIMME SOME LOVIN'/THE SPENCER DAVIS GROUP A WHITER SHADE OF PALE/PROCL HARUM
<B面> MY GENERATION/THE WHO GET OFF OF MY CLOUD/THE ROLLING STONES LAZY SUNDAY/SMALL FACES DANDELION/THE ROLLING STONES PICTURES OF LILY/THE WHO JUMPIN' JACK FLASH/THE ROLLING STONES MAGIC BUS/THE WHO
かなり偏りはあるが、なかなかいい選曲だ。 僕がブリティッシュビートを聴きはじめたのはこれがきっかけだったのだな。 久しぶりに聴きたくなったのだが、何しろカセットテープ。すぐに再生ができない。 そうだ、iTunesにこれと同じプレイリストを作ろう。 そうすれば聴きたいときにすぐに聴ける。
ということで、手元になかったSMALL FACESのベスト盤(もちろんアナログ)を 早速ヤフオクで入手した。

『THE AUTUMN STONE』(CASTLE CLASSICS/CLALP 114)。 1969年に発売された編集盤のリイシューだ。 オリジナル盤にこだわってるとなかなか手に入らないし、値段は高いし、盤質のいいものが少ない。 最近のデジタルリマスターには手を出さないようにしているが、これは1986年プレス。 このあたりを買うのがいちばん無難だと思う。
若干プレスが雑な気はするけど、それでもやはりこの時代の曲はアナログがいい。 イギリスの若者たちのエネルギーというか叫びというか、そういうものが込められた熱い音がする。
しかし…そのうちにおかしなことに気づいた。 1枚目のB面を聴いているのに、2枚目のA面の曲が聴こえてくる。・・・なんだこれ?



よく見たら、1枚目のB面(SIDE 2)と2枚目のA面(SIDE 3)がまるっと逆になっていた。 なんだこりゃ?こんなことが起こりえるのか?
わざわざ間違ったラベルを作って貼ってるんだから、もしかしたら確信犯なのかもしれない。 1-Bと2-Aを逆にプレスしちゃったよ。どうしようかなぁ。しかたないからラベルも逆にしておくか。 …みたいな。
よくわからないけど、とりあえずデジタル化して、正しい曲順で聴くようにしよう…。

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