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トピック
今年は引きこもりの一年だった。
出かける機会も少なければ、写真を撮る機会も少なかった。
トピックといえば新しくスピーカーを組み立てたことぐらいかな。

以前から気になっていた音工房Zさんから激安組み立てキットが出たので思わずポチ。
注文したのが5月、届いたのが7月、組み立てたのが9月。
数年前ならその都度超ハイテンションに報告していたと思うのだけど(苦笑)

ポチったのは「Z701-Modena BHBSmini」という8cmユニットのフルレンジ。
綺麗に揃わない継ぎ目に悪戦苦闘しながら、3日ほどかけて完成。
さて肝心の音はというと…?

151231_speaker.jpg

8cmならではのリアルな中高域。8cmとは思えない豊かな低域。
ちょっとボワつく感じはあるものの、2.5万でこの音は大したもんだ。
中の吸音を工夫すればさらに僕好みの音になるかもしれない。
接着剤使わずにネジ止めにすればよかった〜と思うが後の祭り。
同じサイズの箱を自作するしかないか…。

メイン機の井上KIスピーカーにはさすがにかなわないので、
いまはサブ機として、そしてKIスピーカーの台として活躍している。
音工房Zさん、ヨコ置きにしてすみません… m(_ _)m

いま2回目の注文受付中なので、興味のある方はぜひどうぞ。

*   *   *

あ、年末恒例ギリギリ年賀状は、昨日無事投函し終わりました。
今年も一年間おつかれさまでした!
 

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UR22 vs UX1
最近、自宅で音声録音をする機会が増えてきた。いままでは安物マイク(SHURE C606)をアナ→デジ用に買ったオーディオインターフェース(TonePort UX1)につないで済ませていたが、そろそろそれなりの機材を揃えることにした。宅録に詳しい弟のアドバイスをもとに、マイクはMXL 2003Aに決定した。



ヴィンテージマイクのダイアフラムをモデリングしているとかで、どちらのレビューでもすこぶる評判がいい。早速注文しようと思ったのだが、考えてみたらこのマイクを使うためのファンタム電源が手元になかった。うむ〜…こんなことになるならUX1じゃなく、ファンタム電源搭載のUX2にしておけばよかった…。

ファンタム電源を導する方法としては…

1. ファンタム電源を買う。
2. マイクプリアンプを買う。
3. ファンタム電源対応のI/Fを買う。

…ぐらいだろうか。最初は1で済まそうと思っていたのだが、ここでふと疑問が湧いた。

 そもそもTonePort UX1で大丈夫なんだろうか?

購入からかれこれ7年。最新モデルのI/Fは、もしかして劇的に音が良くなってたりするんじゃないか。そうしたらアナ→デジの音質も向上できるんじゃないか。そんな期待を含んだ物欲とともに、UX1よりワンランク上のI/Fを物色するうちに、ひとつ良さげなアイテムを見つけた。



STEINBERGブランドのヤマハ製I/F、UR22。ファンタム電源+プリアンプ搭載、24bit/192kHzでステレオ入力可能、CUBASE AI が付いてこのお値段!(なんかTVショッピングみたいになってきた) これは試してみるしかない!

ということで、マイクは後回しにして、とりあえずUR22を先行購入することに。お得意の本末転倒ショッピングである。

*   *   *

届いたUR22は、堅牢な印象のメタルボディ。サイズの割に結構な重さで、ツマミもしっかりしている。中身がスカスカでツマミがおもちゃみたいなUX1と比べるとかなりの上質感。これはなかなか期待が持てそうだ。早速アナ→デジ音質を確かめてみると…。

 ふむふむ、透明感のある綺麗な音だ。

 UX1よりも音が濃い感じがするな。

 ピアノやストリングスの音もよく響いてる。

 やっぱりUX1よりワンランク上なんだな。

 よし!買い物成功だ!


満足した僕は、UX1と比べるのをやめて、UR22でアナ→デジした音楽を普通に鑑賞しはじめた。そしてふと気づいた。

 あれ?でもなんだか…楽しくないぞ?

耳を傾けて一つ一つの音を聴くと確かにいい音なのだが、リラックスして音楽を聴くにはどうも堅苦しい感じがする。妙に生真面目というか、お行儀がよくて、グルーヴみたいなものが聞こえてこないのだ。

もう一度、UX1でアナ→デジした音を聴き直してみる。なんでだろう。やっぱりこっちの方が気持ちがいい。UR22と比べて多少あっさりはしているけど、音像により奥行きがある。広がりもある。パーカッションの軽快さとかもいい。聴き慣れていることや、オーディオとの相性もあると思うけど、個人的にはUX1の勝ちだ。

*   *   *

そんなわけで、今回の買い物は成功とは言えないものの、UX1の性能が意外に悪くなかったということが確認できた。いままでのアナ→デジ作業が無駄にならなかったのだから、それはそれで嬉しいことではある。UR22は、MXL 2003A専用I/Fとして活躍してもらうことにしよう。プリアンプとCUBASEを1万5千円で買ったと思えばいい。それでも十分お値打ちなのだから。

そしてようやく、MXL 2003Aを注文。ずいぶん時間がかかってしまったが、無事新しい宅録環境が整った。まだお試し録音程度だが、MXL 2003A+UR22の第一印象は上々。SHURE C606+UX1と比べたら、ずっとクリアで、リアルな音が録れるようになった。さあ、これからCUBASEのお勉強だ。イマイチ使いこなす自信はないけど、頑張ろ。

Nori --

snappiさん、こんにちは
自分も趣味でE・ギター弾いたりして、音楽には興味ある方なんですが
近頃は「ハイレゾ」なんて物が氾濫して、それを聞くための機材がどうのこうの・・
Macとの相性は・・とか、雑誌で読んでも、結局は実際に聞いてみないと
分からないですもんね。特に音関係は、主観も評価の要素に加わってくるから。

snappiさんの様に仕事に関わってくると、もっと大変でしょう???


snappi --

こんにちは。>Noriさん
音の世界は本当に難しいですね。
評判が良くても自分の好みではなかったり、その逆だったり。
音源だけでなく、機器のマッチングも大事ですしね。
なんだかんだと試行錯誤するのが楽しいといえば楽しいんですが、
この頃少しめんどくさくなってきました(笑)


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フォノケーブル
オーディオ関連の古い記事(DP-47F(ケーブル加工編))に、フォノケーブルの改造について質問をいただいた。僕の改造は自分の音の好みだけを基準にしたもので、とても人様におすすめできるものではないのだけど、せっかくのご質問なのでこの場でご返事させていただこうと思う。

記事を書いたのは5年前。そのときと使っていたDENON DP-47Fをいまも使っている。DP-59Lも試してみたのだけど、音質が好みの方向には変わらなかったのと、高価な機器は改造する勇気がなかった(笑)のとで、すぐに売っぱらってしまった。そしてDP-47Fのフルオートの便利さを再確認した。最初のDP-47Fは知人に譲り、いま使っているのは、キャビネットを補強してインシュレーターを変更した、やたら重たいDP-47Fだ。本体が15kgぐらいある。フォノケーブルについては、以下のような改造を施してある。

・ホット側は純正ケーブルをそのまま使用。ただし長さを30cm程度にカット。電圧が0.09mVしかないOrtofon MC20MkIIを使っているので、ヘッドアンプまでの距離をできるだけ短くしたかった。ケーブルを短くすると機器の配置が限定されてしまうが、音には変えられない。

・コールド側はモガミの2514を使用。ヘッドアンプとフォノイコの間に使うケーブルをいろいろ試した際、2514を使ったときの音の明瞭感、実在感がずば抜けていたので、それ以来2514を信奉している。キャビネットの裏蓋を外して、純正ケーブルのコールド側を基板からカット&絶縁。そこに2514をハンダ付け。ホット側も2514にするべきかもしれないけど、純正ケーブルに大きな不満がないので、とりあえずコールド側だけにしている。

・プラグは1個80円の安物プラグを使用。本当は元記事のようにプラグレスで、ケーブルを直結するのが理想だけど、実用性を考えるとそれは難しい。いくつかのプラグを試してみたところ、金メッキ端子は音が眠たくなるし。肉厚の端子は音が鈍重になる。端子が薄くて小さくて、ニッケルメッキしかしていない安物プラグが、ケーブルレスに一番近く、僕にとっては一番いい音だった。

・ヘッドアンプとフォノイコの間には、前述の通り、モガミ2514を使っている。こちらはホット/コールドとも2514。長さはやはり30cm程度。ストレートな音質で定評のある2534や、ちょっと高価な2497、リード線に使っている2重絹巻純銀線なども試してみたが、うちのシステムでは2514がダントツでよかった。あえてシールドはしていない。プラグはもちろんニッケルメッキの安物。


モガミ2514やニッケルメッキのプラグがいいというのは、高価なケーブルを使っている人からすると信じがたいだろうと思う。駄耳のケチンボ野郎としか思われないかもしれない。でもとりあえず僕のシステムで僕の好みの音を聴くには、これがいまのところ一番の選択だ。

音声ケーブルにどんな線材を使うかは、流れる信号の大きさと距離によって決まるのではないかと思う。基本的には、ケーブルは細くて短いほどいい。MCカートリッジのような微弱信号を伝えるならなおさら、太いケーブルは音を濁らせる。しかしケーブルが長くなると、今度は減衰の問題が起きる。それなりの太さがないと音が痩せてしまう。あくまで経験によるもので、何の裏付けもない話だが、僕はそう思っている。

結論…オーディオケーブル選びは難しい。自分でいろいろ試してみるしかない。

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憧れのアンプ
111213_luxman.jpg


はい。探しました。次回に続く。

と書いたのは、今年2月末。このコラムは翌月に掲載するつもりでした。
でもあの震災が起きて・・・アンプの紹介とかしてる場合じゃなくなった。
あれから10ヶ月が経って、まだ何ひとつ解決してはいないのだけど、
書きかけのまま年を越すのは何ですので、そろそろ・・・。

*   *   *

MARANTZ PM-5で、30年前のアンプがいまでも十分通用することを知り、
次はいよいよ憧れのあのブランドにチャレンジすることにしました。

LUXMAN 58A

PM-5と同じ1979年発売。当時の価格は149000円とさらに高価なアンプ。
高価といっても、オーディオ業界じゃ大した価格ではないんですけどね。
僕みたいな貧乏学生には、ただ憧れて見ているしかない高嶺の花でした。

今回このモデルを選んだのは、ネットの評判がよかったのともうひとつ、
MCカートリッジ用のヘッドアンプ部の仕様がちょっと面白かったから。
0.05mV/2Ω~0.15mV/40Ωと、カートリッジのインピーダンスに合わせて、
最適なゲインに自動調整してくれるんです。
だから音がいいとは限りませんが、レコードに注力してる感じがいい。
Ortofon M20 MkIIとDENON DL103のどちらでも使えるし。

PM-5のときと同様、若干ガリ出るというジャンク品をお値打ちに入手。
でもいざ届いてみると、商品説明にはなかった重大な問題が発覚。
ボリュームにひどい摩擦があって、回すとギシギシとすごい違和感。
うわー、やられた・・・!

泣きそうになりながら開腹し、ボリュームの内部に接点復活王を投入。
復活剤の大量投入は内部のグリスを溶かして接点を汚す危険があるらしい。
できればやりたくなかったのですが、背に腹は替えられません。
これでもかと大量投入してグリグリ回すと、やがて滑らかになりました。
ガリもなくなって無事完動状態に。結果オーライです。

僕みたいにケチじゃない人は、ちゃんとケイグ使いましょう。
いや、それ以前にジャンク買うのやめましょう( ̄▽ ̄;)

*   *   *

音は評判通りの濃厚タイプ。気軽に音楽を楽しむPM-5とはぜんぜん違い、
この音でどうだ、と言わんばかりに、艶やかで格調高い音が迫ってきます。
フォノイコも期待通りのクォリティ。DENON、MARANTZより立体感があり、
内蔵ヘッドアンプもMCA-76に負けない力強い音を出してくれます。

しかしいざアナ→デジ作業を始めると、重大な問題が発覚しました。
背面に接続したプレーヤーのケーブルが、ノイズを拾ってしまうんです。
筐体が木枠になっている分、電源部のシールドが甘いんでしょうか。

スピーカーで音楽鑑賞する分には、気にしなければ気になりませんが、
ヘッドフォンをしながらのアナ→デジ作業ではちょっと許せないレベル。
仕方なく、アナ→デジ作業時は、DP-47F→MCA-76→58Aとつなぐことに。
結局、いちばんの魅力だった自動可変式ヘッドアンプ部は使い切れず。
なんだかなぁ・・・。

でもこのグレード感のある音はやはり魅力。
気軽に音楽を楽しむときはPM-5で、じっくり音を堪能するときは58Aで。
なんて、ちょっと贅沢な聴き方ができるようになりました。
(そんな金とスペースがあるなら、セパレートにしろという話も・・・。)

*   *   *

その後、PM-5は引っ越しをした知人のもとへ嫁ぐことになり、
僕のメインアンプは憧れのLUXMANに決定したのでした。続く。
(続く!?)

*Nikon D5000 + Carl Zeiss Jena Flektogon 35mm f2.8*

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幸せなアンプ
ちゃんとご紹介してませんでしたが、僕が愛用しているアンプは、学生時代にオーディオの師匠から勧められた(というか有無を言わさず買わされた)DENON PMA-940。ずっとその内蔵フォノイコを通してレコードを再生していました。これまで僕が聴いてきた音というのは、いったいどの程度のものなんだろう?と思いネットで素性を探ってみると、『オーディオの軌跡』にPMA-940Vというのが見つかった。「V」のあるなしでどう違うんだろう? 69,800円か・・・あれ?師匠に払ったお金、もっと高かった気が・・・。音質改善してあるって言ってたから、改造費みたいのが乗っかってたのかな~。うーん、よくわからない・・・ちゃんと説明聞いておけばよかった・・・。同じ1980年代に出たPMA-780Dなんかは評判が悪くないようで、特にフォノイコはなかなかイケている様子。ならばPMA-940のフォノイコもきっとそれほど悪いものではないのかもしれません。

実はこのアンプ、2008年にアナ→デジ作業を始めるまで10年以上の間、ボリュームを9時ぐらいに止めたまま放置してありました。恐る恐る電源を入れたところ、幸い煙を噴くこともなく音が出たには出たんですが、ひどいガリが出るようになっていました。ボリュームを回すたびに「ガサ・・・ザザザ・・・」と盛大なノイズ。電源OFF時にぐりぐり100回ぐらい回すという技をネットで見つけて試してみましたが、一時的に改善してもしばらくするとまた「ガサ・・・ザザザ・・・」。フタを開いて接点復活王を吹き付けたりもしましたが、完全には解消せず。部屋で音楽を聴く時間が増えるにつれて、ガリによるストレスも増え、自分の中でアンプ入れ替えの気運が高まってきました。フォノイコの性能が良くなったら、アナ→デジのクオリティも上がることだし。

で、お決まりの情報検索&オークションチェックが始まります。マッキントッシュ、ラックスマン、アキュフェーズ、マランツ・・・当時は憧れるしかなかったメーカーの名前がいっぱい出てくる。懐かしい~。いろいろ調べていくと、LUXMAN、MARANTZあたりの中古品は、案外買えない値段じゃないことがわかってきました。「動作するけどジャンク扱い」みたいな商品はさらに安い値段で入手できそう。ネットのレビューを読むと、このあたりのアンプは音質的にも僕の好みっぽい。よし、一度入手して音を聴いてみよう。気に入らなかったらまた売ればいいし。(←Macいじりの頃からこればっか。)

*   *   *

検討に検討を重ねた結果、まずはMARANTZ PM-5を試してみることにしました。本体価格10万円というのが、内蔵フォノイコの品質を測る一つの基準みたいですし、何しろファンが多い。AB級とA級の2種類の音が楽しめる。そして何より待ちに待った「動作するけどジャンク扱い」が安価で出品されたので。

110226_pm5.jpg

左右対称に配置されたスイッチ類。音量に合わせて動くLEDメーター。メカニックな感じのPMA-940と違い、飾りに置いておいてもよさそうな洒落たデザインです。音もちゃんと鳴ります。ジャンク扱いだった理由は「ガリがあるから」(爆)当初の目的は完全に見失ってますが、背に腹は代えられません。動作確認が済んだら早速フタを開けて接点復活王。ほとんど問題ない状態まで改善しました。ラッキー!

音を出してみると、ほう!なかなかいい感じです。PMA-940はとても生真面目で、よく言えば端正な音、悪く言えば面白みのない音でしたが、このアンプはそれとは真逆な音色。お気楽で、カラッとしていて、それでいて色気もあって、音楽を聴くというより楽しむアンプという印象です。ルーツがアメリカと聞いて若干洗脳されている節もありますが、まさにそんな古き良きアメリカを感じます。ファンが多いのもうなずけます。

ボタンを押してA級に切り替えると、がらりと違う雰囲気になります。密度が高くウェットで品の良い音。これまた癖になりそうです。ただA級のスイッチが入っている間はかなりの電流が流れ続けるようで、強烈な発熱。天板がチンチンになります。燃料を食うのも熱を出すのもパサくんと同じですね。

*   *   *

音質的にも見た目的にもはかなり気に入ったPM-5ですが、アナ→デジを試してみると問題が発覚。フォノイコ自体の性能はそれほど高くはなさそうなんです。PMA-940でデジタル化した音源と比べて、少し粗いような・・・MCA-76と組み合わせると、少しがさつな感じがします。MCA-76を通さず、内蔵のMCヘッドアンプで鳴らしてみても、MC20 MkIIを鳴らすにはやや力不足。PMA-940のヘッドアンプよりはずっといいと思いますけどね。うむ~・・・。

結局、スピーカーで鳴らすときはPM-5、アナ→デジはPMA-940と、2台のアンプを使い分けるしかないという結論に。楽しいことは楽しいけど、僕の部屋にはこんなデカイものを2台も置く余裕がない。これは次のアンプを探すしか・・・。

はい。探しました。次回に続く。

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ヘッドアンプ
MC20 MkIIはその後1年半の間、メインカートリッジの座をキープし続けています。DL-103と比べると、レコードの傷や盤質の悪さがそのまま出てしまうのが難点ではありますが、艶やかで立体感のある音色が癖になり、元には戻れなくなってしまいました。他にもいくつかのカートリッジを試してみましたが、いまのところこれを凌駕する音には出会えません。

そしてこのMC20 MkIIの地位をさらに揺るぎないものにしたのが、昨年導入したこのアイテム。

110222_mca76.jpg

Ortofon MCA-76、MCカートリッジ用のヘッドアンプです。

・ゲイン 34dB±0.5dB(約50倍)
・入力インピーダンス 75Ω
・出力インピーダンス 140Ω
・S/N比 69dB

MCカートリッジの昇圧にはトランス派とヘッドアンプ派があるようですが、ネットの情報を見ると双方譲らずという印象。トランスは音の密度と雰囲気重視、ヘッドアンプは音の鮮度と再現性重視という感じでしょうか。「MC20系にはMCA-76」と書かれているサイトを見つけ、オークションでチェックしていたところ、数ヶ月かかってお値打ち品が現れました。幸い競合も現れず無事ゲット。

MCA-76に変えると、やや線の細い印象だったMC20 MkIIが、キレの良いメリハリのある音になりました。オーディオ用語で粒立ちと言うんでしょうか、音の密度、きめ細かさについてはやや物足りない感じもしますが、ロックやポップスを元気に鳴らしてくれるのがありがたい。『ステレオ太陽族』+MC20 MkIIもこの音なら◎です。

オークションやオーディオショップのサイトを見ると、トランスもヘッドアンプも百花繚乱、ピンからキリまでという感じで、片っ端から試してみたい衝動にかられますが、ハイエンドには手を出さないのが僕のオーディオシステムの原則。1万円そこそこでこれ以上の品はなさそうなので、しばらくの間はこのヘッドアンプに任せてみることにしました。

プレーヤー>カートリッジ>ヘッドアンプと来れば次は・・・フォノイコですね。はい、そうです。次はフォノイコ編。
大した話じゃありませんけど。ではでは。

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オーディオ関連
最後にMC20 MkIIの報告をしてから約1年半。
大人しくアナ→デジ作業を続けていただけかというと、
僕にそんなことができるわけがないのでありまして、
その後もいろいろと機器をいじっておりました。

オーディオシステムのインプレはとても難しく、
他の機器との組み合わせやら、セッティングやら、
再生するレコードの音質やら、盤質やら、
はたまたその日の気分やらで変わってしまうので、
なかなか報告できずにいたんです。

当初は師匠の真似事をするしかできなかった僕も、
一年半の間にオーディオの理屈が少しは理解できてきました。
安物なりにそこそこの音が出せるようになってきました。
なので、この辺りで一度報告をしておこうと思います。

報告にあたって改めて過去の記事を読もうと思ったら、
関連記事を探すのが面倒だということに気づきました。
この状態で新たにオーディオシステムの記事を書いても、
読んでる方にはどうつながるのかわからないなと。

そこでまずは関連記事の整理をすることにしました。
ずっと「Music/Macintosh/Motor」でやってきましたが、
「オーディオ関連」カテゴリーを追加することにしました。
頭文字が「M」じゃないのが残念ですが仕方ありません。

過去の関連記事を探してカテゴリー設定し直したら、
オーディオ関連の記事は16件でした。
わざわざカテゴリー作るほどじゃなかったかな?

今日はとりあえずここまで。
おやすみなさい。

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自然の音
アナログオーディオ関連の情報を拾っているうちに巡回サイトに加わった『髪切りおやじの出たとこブログ』さん。今日は、僕がいつも思っていることを声高に訴えていらっしゃったのでご紹介します。

紙ジャケという「まやかし」

レコードはCDより温かい音がするとか、懐かしい音がするとか言いますが、実はそうじゃありません。ごくあたりまえの、自然界の音に近い音がしているだけのことです。

CDは1枚に80分の音を入れるために、人には聞こえないとされる音が省略されています。聞こえる音もデジタル化した後、信号が間引かれています。みんなこの音に慣れちゃってるので気づきませんが、自然界に存在する音じゃないのです。聞こえない音は、その音だけでは聞こえなくても、音の一部なのです。それを捨ててしまうなんて。

iTunesで売られている音源はたいていAAC128kbpsという形式です。CDよりさらに信号が間引かれています。この辺になるともう、とても聴いて安らげるような音ではありません。ロボットが演奏しているような音になる。美空ひばりさんの1/fゆらぎの声も、厳密には1/fじゃなくなってるかもしれない。

聴いてもわかんない人がほとんどなんだから、目くじら立てることないじゃん、というご意見もあると思います。だからこういう世の中になってるわけで。でもCDに始まったデジタル音楽は、人間の脳に少なからずストレスを与えていると思います。音楽は、鳥のさえずりとか川のせせらぎのように心を癒してくれるものなのに。

かつて動物であった人間が、どんどん自然とかけ離れていく。音楽ソースの劣悪化は、そういう間違った進化の象徴のようにも感じます。僕たちは気づかないうちに、自然から引きはがされているのです。一部の人たちが声を上げて、努力をしていますが、もう引き返せないところに来てしまっているのかも。

原始人になりたいとは思いません。ただ、どんな世の中になっても、目には空や海や山の自然の風景を見たいし、鼻には自然の匂いをかぎたい。口には自然の風味を味わいたい。耳には自然の音を聴きたい。それを忘れずに進化していけば、僕たちはもっと幸せになれるはずなのに。

*   *   *

そういうことを訴えてくれる党があったら、ダンゼン応援なんですが・・・。いよいよ明日ですね。投票率はどれぐらい上がるのでしょうか。反自民票は、民主に行くのか、それとも他の党に行くのか。楽しみです。

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MC20 MkII(角度調整編)
以前、鳴らないレコードがいっぱいあると報告したMC20 MkII

サザンオールスターズはじめ国内アーティストのレコード。
うっかり日本盤で揃えちゃったエルトンジョンのレコード。
その他国内プレスのレコードはショボショボの音になる。

ビリージョエル、キャロルキング、イーグルス、
盤質の悪いUS盤レコードたちはギラギラの音になる。

でもビートルズのUKオリジナル盤はすんごくクリアに鳴る。
でも英国カッティングの国内プレスmono盤だとイマイチ。

なんじゃこりゃ??・・・と悩むこと1ヶ月、
ようやく解決の兆し。

アームの高さ調整。
というかカートリッジの角度調整。
DP-47Fはアームの高さが変えられない(たぶん)ので、
ヘッドシェルとカートリッジの間にワッシャをかませて、
アームが水平ではなく、先端がちょっとだけ高くなるように設定。
ワッシャが左右1個ずつだったのを3個ずつにしてみました。
すると・・・

090821_mc20.jpg

おー!国内プレス盤でもちゃんと芯のある瑞々しい音が!

来日20周年記念モノラルBOXのプリーズプリーズミーも
UKオリジナル盤に負けじと気持ちよく鳴っております。
(てんさいさん、ぜひまた聴いてやってください。)

ちなみにDL-103のときに使っていた5mm厚ゴムシートは、
音がまーるくなってしまうので使うのをやめました。
純毛フェルトを試してみたりもしたんですが全然ダメ。
いまのところDP-47F純正のペラペラゴムシートが一番です。

アナログオーディオってのは音が変わる要素が多すぎて、
面白いけど本当にやっかいで時間がかかります。
今回の音の変化もカートリッジの角度だけじゃなくて、
ワッシャの重さとかが影響してるのかもしれないし・・・。

とにかく、そんなわけで、ortofon MC20 MkII、
僕の中で評価はさらに高まったのでありました。
しばらくはこれでいけそうです(ホントか?)。

てんさい -モノといえば-

先日はどうもでした。ゲインはあるのですが、いい感じにエッジがとれてまとまっていて、大変好みの音でした。またぜひ。

ビートルズ「オリジナル・モノ・ミックス」CD BOX SETが発売されるようですね。オリジナルということは、初版ミックスと同じマスターを使用したんでしょうか。それだったらとっても興味ありますね。
初回限定となってますが、ビートルズ物の初回限定ものは後で値段が必ず上がっているので、今度こそ予約かしら? 


snappi --

こちらこそどうもでした。>てんさいさん
オリジナルUKモノ+TANNOYサウンドもぜひお聴きしたいです。
なかなか東京行く機会ありませんがいずれそのうちに。

モノのCDボックスが出るんですか~。
オフィシャルサイト見たら「リマスター」って書いてありました。
「オリジナル」は「オリジナルアルバム」という意味みたいです。残念。
でも限定版ですから投資を兼ねて買っておいてもいいかもしれませんねぇ。


とおりすがり -はじめまして-

はじめまして、突然の書き込み失礼いたします。
サザン、レコード、音質で検索してたどりつきました。
実は私もオルトフォンのSPUでサザンのレコードを聴いたのですが
音が貧弱で、これならCDとそんなに変わらないという印象でした。
音質改善されたようですが、サザンもよくなっているのでしょうか?


snappi --

書き込みありがとうございます。>とおりすがりさん
SPUをお持ちですか〜。いいですね。
私も一度使ってみたいですが、そこまで予算がかけられません。羨ましいかぎりです。

さてお問い合わせの件ですが、私のMC20MkIIではそれなりに聴けるようになりましたよ。
とおりすがりさんが満足されるレベルかどうかはわかりませんが・・・。
最初はCDと変わらないどころかカスカスな印象でしたが、ずいぶん良くなりました。
あくまで私見ですが、MC20MkIIはセッティング次第で音が大きく変わります。
記事にも書いている針の角度、針圧、リード線、ケーブル、ヘッドアンプ(トランス)など
ちょっとした変化が音に現れやすいカートリッジだと思いました。
DENONのDL-103などと比べて出力電圧が小さいせいかもしれません。
現在はヘッドアンプにMCA-76を使い、ケーブルはモガミ2514の自作品、
アンプはCyrus2、スピーカーは10cm軽量金属ユニットのフルレンジです。
リード線はWesternElectricの極細エナメル線をお試し中です。

とおりすがりさんはSPU以外の環境はどんな状況なのでしょうか?
サザン以外のレコードでもCDと変わらない感じでしょうか?
あとサザンのどのレコードかもよろしければ教えてください。
詳しく教えていただいたら、何か思いつく改善方法があるかもしれませんので、
よろしかったら引き続きお書き込みくださいませ。


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続々・カートリッジ試聴報告
その後、MC20 MkIIでいろいろなレコードを試聴してみたところ、
ビートルズのイギリス盤がとてもよく鳴ることが判明しました。

僕がビートルズを聴き始めたのがちょうど来日20周年頃でして、
当時発売されたモノラルBOXセットを購入したものですから、
ずっとモノラルバージョンばかりを聴いておりました。
(このコレクション、いまやオクでえらい値段がついてるらしい。)

僕が持っているステレオ盤はというと、モノラルを聴き倒した後、
「ビートルマニアとしてはやっぱステレオ盤も持っておきたいよね?」
という 間違った コレクター的な理由で買い集めたものだったので、
正直、あまり針を落としたことがなかったのです。
そもそも初期のビートルズはモノラル録音の疑似ステレオですしね。

でも今回、MC20 MkIIで改めて聴いてみると、

わぉ! めちゃめちゃいい?!( ̄▽ ̄;)

一発録りしていた初期のアルバムのリアルな音がすることといったら。

僕のコレクションでは『With The Beatles』がベストマッチでした。
音がいいと、いままで気づかなかった音やグルーヴが聴こえてくる。
このアルバムって、こんなに良かったっけ?と見直すことしきり。
こんなにビートルズを聴くのはいったいどんだけぶりでしょうか?
楽しくて仕方がないです。

その代わりといっては何ですが、鳴らないレコードもいっぱいあります。
サザンオールスターズの『ステレオ太陽族』なんて、まあショボイこと。
昔、安物のプレーヤーで聴きまくったから擦り切れちゃったのかな??
こういうのはDL-103で聴いた方が無難に鳴ってくれます。

何万もするカートリッジをいくつも持ってるなんてアホじゃないの?
と思ってたけど、いつのまにか自分がそういう人になりそうな予感・・・。
アナログオーディオノセカイハゲニオソロシヤ。

三毛猫 -あはは-

>何万もするカートリッジをいくつも持ってるなんてアホじゃないの?

どこの世界へ行っても、ディープ、ですな>性格ですねw


snappi --

あはは。>三毛猫さん
返す言葉がありません・・・。
もっと世間の役に立つこととか、
儲かることとかにはまればよいのに(苦笑)


三毛猫 --

>儲かることとかにはまればよいのに(苦笑)

お互いにね~(汗)


snappi --

お互いに(笑)>三毛猫さん


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